こめ吉のQOL向上計画

なんとなく書きます

popIn Aladdin 2を開封してnasneとmiracast使ってみる

popIn Aladdin 2が本日(6/10)届いたので簡単にレビューします。ちなみに、発売が発表された当日の17時ごろに購入しました。

輸送用段ボールの開封

本体の箱を梱包するための箱に入って届きました。しっかりした箱なので輸送中の衝撃もある程度は軽減してくれそうです。現に、段ボールの外側に何かが当たった、もしくは刺さったような跡がありましたが、内側の箱は無事でした。

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外側の箱(写真を撮るのを忘れていて既に開封済み)

内側の箱

外側の箱の傷

開封

外側の箱から本体の入っている箱を取り出します。

内側の箱

テープを切り箱を開けます。さらに内側に黒い箱が入っており、その内部にはシェード(シーリングライトの光を拡散させるプラスチックのカバー)が入っています。シェードは光を通す都合上薄く壊れやすいのですが、箱に入っているので輸送中に壊れる心配はなさそうです。外側の箱から数えて3重の箱に守られていて、おまけに緩衝材も四隅についています。

黒い箱

黒い箱を取り出すと説明書類が見えてきました。

黒い箱を取り出した状態

さらにその下にpopIn Aladdin 2本体が入っています。ワクワクしてきましたね。

popIn Aladdin 2本体

取り付け前

元のシーリングライトとの比較です。popIn Aladdin 2の方が一回り大きいです。元のものはLEDが本体中央付近に集中していますが、popIn Aladdin 2は全体的に配置されています。取り付け後にpopIn Aladdin 2の電気をつけてみたところ、元のものより若干明るいように感じました。 ※元のものは、パナソニックの8畳用LEDシーリングライトです。

上から見た図

横から見た様子です。当然ですが、popIn Aladdin 2の方が厚みがあります。ただ、厚みがあるといっても天井取り付け後に圧迫感を感じるほどではありませんでした。

横から見た図

中央の穴付近にUSBのメス端子がありました。色から判断するに2.0でしょう(3.0は青)。一瞬、後の拡張を期待しましたが、拡張を想定しているのであれば最低でもUSB3.0を搭載しているはずなので恐らくこの本体ではなさそうです。アップデート・動作確認用でしょうか?

USB端子

取り付け

取り付け方法が記載されたクイックスタートガイドが同梱されているため、取り付け手順に従います。カラーのイラスト付きなので迷うことはないと思います。また、本体の重量があるため安全に関わる部分はチェックリストがあり配慮されています。

どちらかと言うと、元のシーリングライトの取り外しに手間取りました。取り付け前に取り外し方を予め確認しておいた方がいいと思います。

レンズの方向にマークが付けられているので、台を降りていちいち向きを確認する必要はありません。細かい配慮がありいいですね。ちなみに、シェードを取り付けるとこのマークは隠れてしまうため取り付け前に、レンズの方向を調整した方が後々楽です。

レンズの方向を示すマーク

取り付け後の様子です。前述しましたが、圧迫感はありません。

取り付け後

起動

ガイダンスに従い初期設定します。途中でネットワークに接続する必要があるので、SSIDとパスワードをメモして手元に置いてあると便利です。画面は、予想していたより下まで移動します。画面を最も下まで移動させたとき、ピントがズレてしまいましたが、再設定し合わせることが可能です。

投影画面(初期位置)
投影画面(最下部)

初期設定が終わり、本体に入っていた風景の写真を投影した様子です。想像より大きく投影されました。写真では画面が暗く?薄く?見えますが、実際ははっきり画面が見えます。カーテンを閉めた状態です。

投影例

使用感(nasne、miracast)

初めに本体の使用感ですが、もっさり感はありません。リモコンを押した瞬間に、カーソルが動くなど期待の動作をし、想像以上にきびきび動きます。

続いてnasneの使用感です。nasneは内蔵アプリのつながるTV(DiXiM PlayのpopIn Aladdin版)を通して使用します。popIn Aladdin 2とnasneが同一ネットワーク内にあれば自動的に検出されます。同じルータに接続されていれば同一ネットワークになるはずです。元々DiXiM Play Fire TV版経由でnasneを使用していたのですが、なぜかSD画質でしか表示されず、popIn Aladdin 2でもSD画質でしか表示されないのでは?と心配していました。しかし、杞憂に終わりフルHD相当の画質で表示されているようです。また、DiXiM Play Fire TV版では途中でバッファリングが発生し画面が途切れることがしばしばありましたが、つながるTVで10分程度確認したところ画面が途切れることはありませんでした。また、リモコンの上下ボタンでチャンネル変更できるのは便利ですね。つながるTV+nasneについては想像以上の使用感です。nasneの発売は残念ながら終了してしまいましたが、他にも対応チューナーがあるので、そちらを使用してもTV視聴ができます。

TV画面を投影した様子

次は、miracastです。windows10 pro 1909からmiracastで画面をpopin aladdin 2に転送します。

popin aladdin 2側では、「システム環境設定>その他の設定>Miracast」を選択し接続待機状態にします。 windows側では、「(タスクバー上の吹き出しマーク)>接続>popin Aladdin 2」から接続します。

これでwindowsの画面がミラーリングされます。画面が拡張されてしまう場合はプロジェクションモードを確認してください。使用感ですが、PCを操作するという意味では実用に耐えません。マウスカーソルの移動描写のラグが大きく非常に使いにくいです。ただこれは、fire TV stickのmiracastでも同じなのでpopin aladdin 2の問題ではなく、miracastの仕様上の問題だと思います。動画を再生する場合、ある程度使えると思います。試しにYouTubeをmiracast経由で視聴したところ、レビュー動画では違和感なく視聴できました。ライブ動画では画面の途切れはありませんでしたが、音が時々途切れ若干違和感がありました。音がメインの動画の場合、気になってしまうかもしれません。blu-rayの再生も試みましたが、popin aladdin 2側で再生できませんでした。恐らくDTCPによるものと思われます。これもfire TV stickのmiracastでも同じなので予想通りでした。popin aladdin 2のアプリで対応していないものをmiracastやAir playでミラーリングしようとしている方もいるでしょうが、コンテンツのミラーリングが許可されているか確認する必要がありそうです(ミラーリングを主目的にpopin Aladdin 2購入する場合は特に)。

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PowerDVDのエラー画面

最後に

今日届いたばかりなので、ちょっと触った程度ですが、画面サイズがこれまで持っていたTVより4倍近く大きく(面積比)、映像コンテンツを見るのが楽しくなりそうです。コロナの影響でYouTubeライブ配信をしていたりしますし。使用体験も予想を裏切らず、予想以上で、どう使おうか考えるのも楽しいです。安くはない買い物でしたが買って良かったです。これから自分の生活をどう変えてくれるのか楽しみです。もっと使ってみてまたレビューしたいと思います。